2009年夏 子宮頸がんⅠb2期と宣告され いきなり癌との闘いに突入してしまった私の日記と記録
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手術成功
手術が終わって目が覚めると、一瞬何秒しか経ってない錯覚になる。

麻酔の間は何にも覚えてないんだ。

(当たり前?覚えてたら恐いよ)


次の瞬間、「いたーい、足が痛い、お尻が、頭の皮がー。」

うるさい!ほんとにうるさい!

私、こんなに元気なら絶対手術は成功だろうね。


傷のほうが痛いかと思ってたら、しっかり痛み止めが効いてるので、傷はまだ大丈夫。

それより長時間の手術で重い体に圧迫されたために坐骨神経痛か?

日頃なんともない神経がプリプリ反応している。


ワラワラと体中から管が出てる。

ははは、捕まえられた宇宙人みたいだ。


手術後の説明を聞いてきた両親と、妹と、私を覗いて元気な私に安心したよう。


手術は午前10時から7時間で終了。ほぼ予定どおり。

これ以上長くかかることも言われてたので、とりあえず安心。



病室へ戻ると夕方の6時になってた。

日付変更線で1日ぶっ飛んだみたいだね。

なんだか妙な気分・・・と考える暇もなく、痛い、とにかく痛い。

ひざ下の外側が火傷したみたいに、ヒリヒリ、ビリビリ。


妹に手術後の説明の時、摘出したモノの写真を撮ってくれるように頼んでおいた。

「先生がこんな板みたいなのにくっついてるのを、持って来てくれたよー。」

と撮影のエピソードつき。


母が病室では眠れないので、妹が泊まりで付き添ってくれる。

仕事もあるのにごめんねー、でもすごく心強いよありがとう。
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手術
2009-06-10

朝から忙しい。

動けるうちに、最後のトイレにいく。

ベテランで母と同じ年頃の看護師さんが出血を見て母のように優しい言葉をかけてくれる。

ううう・・・手術前は泣かないって決めてたのに。

フェイントだ。

看護師さんはすごい人たちばかり。改めて尊敬する。


着替えを済ませて、泌尿器科で尿管に管を入れてもらうと、それ以降は歩けなくなる。

尿管を手術中に傷つけないために、あらかじめ管を入れてその管の感触を確認して、手術を進めるんだって。

戻ってくると母が病室に来ていた。

「今日1日手術が終わるまでずっと心配しながら、病室で何してるんだろうな、お母さん・・・。」

こんな時、頼りになる旦那がいると、母の負担はいくらか軽くなるのに。

ほんと、親不孝な娘です。



慌ただしく看護師さんが病棟から手術室へ送る準備を始める。

エレベータで階下の手術室に向かう。

母とはエレベーターホールでお別れ!

「じゃあねーいってくるねー」

明るくバイバイをして、エレベータへ。


既にメガネを取ってしまっているので、全てが完全にぼやけている。

手術室に入ると、名前を確認して手術室の看護師さんへ引き渡される。

体が重いので動かすのに何人くるか心配していたが、

電動のステンレスの板がウィーンと出てきて、私は食品加工工場の肉?みたいにストレッチャーへ乗せられた。

ちょっと安心。

イマドキの病院は看護師さんの負担もちゃんと考慮されてるんだね。すばらしい。


手術室の中をもっといろいろ見たいのに、メガネがー・・・・・。

見たかったな、めったに入れないし、医療機器とか、手術室の様子とか・・・

あーーーーショック。


海外のメディカルドラマにはまってる私は、異常に検査や医療機器、グッズに興味がある。


そんな、のんきな私に麻酔科のドクターが

「手術室が見たかったって?それなら大丈夫だね。はい、これ入れたら眠くなりますからねー」


次の瞬間意識がなくなった。
手術前日
2009-06-09

昨日はあまりよく眠れなかった。

入院前日まで動きすぎたからか、夜中に久しぶりの出血。

「お、最後のあがきですか?キミ、もうあさってには切り取られて無くなっちゃうんだよ。」

なんだか、まだ捨てられたくないよ助けてって、助けを求めるかのように。


4時には目が覚めた。

i-podでクラシックを聞きながら、静かに目を閉じて、心を落ち着ける。

ショパンのピアノで闘いの覚悟を!バッハのやさしい旋律は疲れたココロを癒す。


手術の準備で、今日は結構忙しい。

寝不足でもボケっとしていられない。

明日からしばらくは自由に動けないから、今年の夏の分のそうめんを注文する。

毎年美味しいそうめんを友達に届けてもらうので、携帯をかけに面会ルームまで。

入院してることを言うと、びっくり。

大丈夫!また元気にシャバへ戻るから。


午前中にシャワーをして、午後から点滴が始まる。

2時から腸の中を空っぽにする『ムーベン』という下剤を飲む。

微妙な薄いレモン味で、冷やして飲みやすくしてある。

始めはおいしくグビグビ飲んだ。

1.5リットルまで快調に飲んだあたりで、あとの500mlがどうしても進まない。


ううう・・・。2時間で飲まないといけないし、のんびりしてると・・・・

トイレタイムがはじまっちゃうぞ。


午後からは完成した千羽鶴を持ってきてくれた友達と一緒に、

減らない下剤を見つめつつ、頑張って飲んだ。

一緒に励ましてくれる人がいると辛いことも頑張れるね。

ありがとう!

これで明日の手術頑張るよ。


ベッドに寝ててもすぐ見られるように、千羽鶴はベッドサイドに移動。

窓の光もあたって、殺風景な病室が一気に明るくなる。

いろんな色があると、自然と笑顔になる、カラーって大事だね。


「注腸食」というとても美味しいとはいえない夕食のあとは、それ以降食べれなくなる。

24時以降は飲んだりできない。

不安と緊張で眠れない人もいるよね。

いつもは飲まないけど今日は抵抗せずに眠れる薬を飲んで、熟睡しよう。
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