2009年夏 子宮頸がんⅠb2期と宣告され いきなり癌との闘いに突入してしまった私の日記と記録
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母の疑問
入院前の最後の外来診療の日、両親を連れて行く。

私は独身のため、説明を聞いてもらうとしたら両親になる。

んーそれも悲しい。

親にこんなことを聞かせるのも、病院に連れてくるのも実につらい。

入院した日にどうせ聞いてもらわなければならないし、こんなこと2度も聞きたくないだろうに・・・。

ごめんね、父と母。



子宮頸がんのステージと手術内容や治療方針など、ひととおり説明を終えた。

両親は今日はじめて先生と会ったし、直接病気のことを聞くのも初めてだから

「何か質問はない?」と私が聞いた。


そこで母が放った質問が、(しみじみと深刻そうに、でも決意したかのように思い切って)、


「先生・・・この子、ここ1年で10kgぐらい急激に太ったんです・・・、ホルモンの関係とかこの病気のせいですか?」


えっ・・・・母の疑問はそこですか?手術のこととか、再発のこととかではなく?



確かに口癖のように私に何回も

「そんなに太るなんて何か病気なんじゃない?ホルモンのバランスとか、ストレスとか、ねえ聞いてんの?・・・」

と言っていた母。

でもね・・・お母さん、先生も少し言いにくそうに言われたけど、


「がんは悪性なので・・・それならむしろ・・・やせると思います」(家族一同爆笑)



でも、さすが母親!

MRIなんかよりずっと超高性能マシンで私の体を透かして見てたのね。

お母さん・・・、やはり私はあなたのお腹から産まれたんですね。

私もお母さんのような強くて優しい深い愛情をもった母親になりたかったです。

ほんとにごめんね。

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意外なところで入院準備
買い揃えるリストを作って、入院準備に忙しい。

同じ病気の人のブログを参考に(まんま真似して)

自分もあったらいいなと思うものをどんどん買い始める。

要らないものや、普段はもったいなくて買わないものまで買っている。

しばらく外出も出来ないからと、下着や洋服、化粧品に、ずっと欲しかったデジカメまで。


新しい下着などは入院に必要だけど、無くてもいいものまで買ってないか?

なんだか、買い物に逃げていないかい?

『買物依存症』の気配がしてきた。

買物してる間は楽しくてがんのこと忘れてたりしてるのかもね。



やはりそこは婦人科の手術、必要なものはマタニティコーナーにいい物があったりする。

前開きのだぼっとした丈の長いパジャマとか、

手術後に必要な腹帯やさらしも売ってる。

手術の傷にあたらない下着や、リンパ浮腫予防の締め付けてはいけない下着や服・・・・

まさしく、マタニティ。

ママに優しいということは、私にだって優しい。

それに今時の妊婦さんはみんなおしゃれ。

お腹が大きくてもはけるジーンズ、冷えも防止できるレギンスも種類も豊富。

しかも、ビッグサイズ!


でも!ここで慌てて買ってはいけないものもある。

ドラッグストアでケチして安い腹帯を買ったら、一度洗っただけで全く使い物にならなかった。

手術後はしばらくの間は腹帯を使うから、高くても病院の売店で売ってるもののほうがいい時もある。

そう、それは病院のオススメには何かしら訳があるということだね。

もちろんティッシュペーパーなどの日用品はドラッグストアのほうが安いので、入院前に買っておくんだけど。


マタニティコーナーであれこれ見ることへの抵抗が無いわけでは無い。

お腹が大きな妊婦さんの横で、子供が走り回っている西○屋で、

マタニティコーナーに居る自分は妊婦さんではないわけで。


ふっと冷たい風を感じてしまった・・・・。


エアコンだねーそれ。
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